生成AIの活用方法を考える(2024年6月)

Jun 23. 2024

生成AIというと、ほとんどの人にとって衝撃的だったのがプロンプト(テキストで指示)するだけで驚愕の画像が生成されることだったのでは?
実際、空想の世界だったり、絶世の美女だったり、普通のスキルでは描けなかったクオリティの画像が作れてしまう。

ということでさっそく試してみた!
流石にゼロからテキストだけのプロンプトだと、イメージするものにたどり着くまでに時間がかかるのではと思い、まずはベースとなる画像をアップロードして、そのバリエーションを作ってもらうことにした。

以前のNFT化したCraftAnimism_shoemakerをアップロードし、今回打ち込んだプロンプトは
「アップロードしたイメージをベースに、pfpとして使えるバリエーションを10個作ってください。」

その結果、できたものがトップの画像で、見ての通りなかなかの見当違いなものばかりであるw

通常ならここから何度もプロンプトを繰り返して精度を上げていくのだろうけど、画像渡したのにこれだけイメージと違うものが出てくるとなると、そのストレスは半端ない…まるで感覚も話も全く伝わらない人と仕事をするのと同じストレス。これなら時間がかかったとしても自分一人で作り込んだ方が精神的にはよっぽど健全だw

以上の事例より、現段階の生成AIはクオリティの高いイメージをなんとなく作ることには向いているけど、頭のイメージを視覚化するという点ではまだまだ使えないという印象。

ただ、文章作成においてはかなり優秀。例えばこのブログは、つらつらと話すように書いた文章をChatGPTに校正をお願いしている。もちろん、ブログとなるとその人らしい表現が重要となるため、あくまで誤字脱字程度。逆に個性が不要な報告書のようなまとめ作業においては、箇条書きでササッと要点を書いてプロンプトすれば、どこに出しても恥ずかしくないものが出来上がる。

2024年6月現在ではビジュアル生成は遊び程度で、ブログや報告書といった文章生成はがっつり活用が結論。
ホントにちょっとしたキーワードで、ものすごい情報量を吐き出してくれるので、使わな損損レベルであることを保証しますよ。