仮想通貨のミームコインって知ってますか?
ミームコインとは、ネット上でバズったネタなどをトークン(仮想通貨)化したもの。もちろん、最初は無価値なもので「持ってたらウケるでしょ?」ぐらいの気持ちでばら撒かれます。
ただ、そのネタトークンを欲しがる人が多くなると、欲しい人のコミュニティが出来る。そうなると、価値(値段)がついて売買され始める。価値がつくとその流れに拍車がかかってさらに値上がりするというまさに虚像w
有名なものでいうと、DOGE(ドージ)コイン
DOGEは2013年にTwitterでバズった芝犬のかぼすがモチーフになったと言われています。
「なんじゃそりゃ?」って感じですが、お金を持った大人たちの悪ノリで価値がつり上がり、イーロンマスクまでのってきて、今では1枚60円ぐらいになってます。そんな神々の遊びみたいな投資はリスク高すぎてスルーしてたけど、どうやらブロックチェーン技術の進歩には一役買っているらしい。
たとえば、新しい技術を試したいときに、いちからコンセプトやら使い道やら考えて納得してからその技術を詰め込んだトークンを出すとすると、時間がかかってしまう。じゃあ、技術を盛り込んだだけのトークンを出すと、取引する人がほとんどおらず、数の面で検証にならない。
そこでミームコインの出番。
ネットでバズったネタを元に、その技術を盛り込んでミームコインとして発行すると、DOGE再来を夢見た大人たちが、「オレも欲しい、私も欲しい」と言って、取引が活発になります。出来高が増えることで新しい技術の検証が出来る、という図式らしいです。それでもリスクの高さは半端ないので手を出すつもりはなかったんですが、FiNANCiEに現れた『ガチホトークン』というミームコインを知ってちょっと興味が湧いてきています。
そもそもミームとは、「文化や行動が模倣を通じて広がること」という崇高な意味があるそうです。そういった意味でガチホトークンは「トークンをガチホするという文化を広めること」を目的としたミームコイン。これまでの金儲けのチキンレースのようなミームコインじゃなくて、ガチホトークンは意思を持っており、なかなか強いコミュニティが出来るのではと思います。ということで700トークン購入。結果、ちゃっかり含み益10万円でございます。
徐々に興味が湧いてきたミームという言葉。
トークンは自ら作るつもりはないけど、ミームの考え方はブランド形成にも役に立つ気がします。一見ふざけているのに実は本気のモノづくりをしてリーチを増やす感じ。そういえば、エイトテンスノバイテンでゴムの寿司、あれもミームの意味を知った僕からすると『ミームプロダクト』だったな。メジャーなところでいうと、エルメスのフルーツシリーズもそんな感じですね。
画像はInstagram @moonstar_810s より