所有したからこそ共有したいと思う場所

Mar 27. 2023

2022年7月に家を建てまして。

半年経って一戸建てを『所有する』という選択をして良かったと思っている。

当時は立地の良いマンションが将来売れるとか、持ち家は資産ではなく消耗品になるから賃貸が良いとか、ネット情報に振り回されていた。でも、そもそも暮らす場所とはそんな資産価値などで判断できるほど単純なものではなかったな、と思う今日この頃。

信頼する友人に設計してもらって、自分でも手を動かして作ったこの家はかなり気に入っている。だからこそなのか「独占したい」ではなく「共有したい」という気持ちが強くなっている。

べつに公共の場として不特定多数の人と交流したいわけでもないし、単にお家自慢したいわけでもない。自身のコアバリュー的な空間で、気の合う人たちが集まって、自由気ままにいろんな価値観を吐き出せたら楽しいだろうな、それができる場所として使ってほしいな、と。

そんな心から自由で心地よい環境は、会議室や居酒屋といった公共の場ではつくれないし、そもそも「所有する」という経験がなかったらそのことにさえ気づけなかったと思う。

実はこれと近い現象がデジタル上でも起きている。それがNFTを使ったコミュニティづくり。理想のコミュニティにつくるため、わざわざNFTつくったり、それを購入して参加する。価値観や情報を共有しながら仕事も依頼し合い、経済圏まであるコミュニティも珍しくない。これまでの常識で考えるとただただ驚くし、なにより興味深い。ちなみに僕のお気に入りは”フリーランスの学校“というコミュニティ。サラリーマンだけどw
理由は知的好奇心を満たしてくれるから。

話は逸れてしまったけど、要は「遊びに来てよ」という話ですね!