”World ID”とは、ChatGPTで有名なサム・アルトマンがWorldcoinという会社で開発したデジタルIDシステム。
このシステムはユーザーが実在する人間であることを確認し、プライバシーを尊重しつつ、その身元を証明するという代物。
主な用途は、アプリケーションのアカウント登録。
あまり日本では馴染みのないけど、RedditやDiscordなどがすでに適用されています。
アカウント登録というと、メールや電話番号、Googleアカウントなどに紐づけるのが一般的ですが、それらは簡単に複数作成できるため、bot(プログラム)と人間の区別が難しいという問題があります。
便利なbotもあれば、詐欺を目的としたbotもあり、後者は排除したいと考えるのは自明です。そんな背景で開発されたのが、この”World ID”です。
では、どのようにして身元が証明されるのでしょうか?
それは、眼球の黒目部分である「虹彩」の登録によって識別されるそうです。まるでマンガの世界w
登録には”Orb”と呼ばれる装置が必要で、日本では東京の数か所にしか設置されていません。地方の民が登録できるようになるのはもう少し先の話ですかね…
ちなみに登録すると、Worldcoinが発行する$WLDという仮想通貨が貰えるとのこと!
虹彩情報を登録するってどういうこと?
と、ちょっと不安に感じますが、やっぱり好奇心が勝るので、東京出張の際に眼球捧げてみたいと思いますw
“World ID 2.0″は、このサイトで2024年1月12日までフリーミントできるそうです。