ブロックチェーンをわかりやすくたとえてみる

Apr 25. 2023

仮想通貨やNFTの基盤である『ブロックチェーン』について分かりやすく説明したい。

なぜかというとSNSの全プロフィールに「ものづくりとNFTの接点を模索中」と書いてあることもあり、久々に会う人にNFTの説明を求められることが増えてきまして汗
いざ鼻息あらく説明を始めると、その基盤であるブロックチェーンの段階でつまずいてしまう。
どうやら世間には、興味はあるけど何からインプットして良いのか分からない人が想像以上に多いみたい。
なので、ブロックチェーンについて、押さえておきたい3つの特徴を例えてみることにします。


①ブロックチェーンは、誰でも参加できて、みんなで数をかぞえる「玉入れ」のようなものです。

現在、インターネット上のデータはどこかの会社(ビッグテック系)が管理しているため、その会社のさじ加減でデータ改ざんができるという危うさがありました。
しかしブロックチェーン上のデータは世界中の無数のパソコンが繋がって管理しているため、不正が不可能。
不正するためには世界中に散らばったパソコンを同時にハッキングしないといけません。
データを不特定多数の「みんな」で管理しているから不正ができない。つまり「そのデータは100%信用できる」が成立します。

②ブロックチェーンは入出金の取引が時系列に記録されている、みんなの預金通帳のようなものです。

ブロックと呼ばれるデジタル上の帳簿には、データのやり取りが時系列に記録されています。それがチェーンのように連なっているからブロックチェーンと呼ばれています。
不正ができないデータが時系列に全て記録され、誰でも見ることができることで取引の透明化が実現します。

③ブロックチェーンは一度カラダに彫り込んだら一生消すことができない刺青のようなものです。

一度プログラムを書き込むと、インターネットがこの世から無くならない限り、書き込んだ人が死のうが、会社が潰れようが永久的、かつ自律的にそのプログラムは活動し続けます。

このように、100%信用できて書き換えれらないデータを、永久的に記録できるというブロックチェーン技術を活用したものがNFTです。他にも仮想通貨だったり、DAOという組織形態もブロックチェーンの技術が基盤になっています。これからもこの技術を使った様々なアイディアが生まれるのは間違いないので、知っておいて損しない知識かと思います。

以上、「分かりやすく」をモットーに説明したため、大味になっています。酒の席でつまみ程度に使ってもらえたら嬉しいです!

詳しく正しく知りたい方には、中島聡さんの著書『Web3の未来』がオススメですよ。