昔から帽子が好きで、よくかぶっている。
振り返ると中学生のころ、髪型をキメキメにセットすると「女子にモテたい」感が全面に出るから照れくさい、という謎の感情がキッカケだった気がする笑
さらにいうと、ファションもインテリアも、キメキメなデザインより、少し歪みがあったり、野暮ったいものを好む傾向がある。ここにも「中二の照れ」が起因しているのではと思うと、それこそ恥ずかしい…
中二の魂百まで?
これがぼくの趣味嗜好を形成する、たくさんの要素の一つに過ぎないことを祈るばかり。
さて、そんな趣味嗜好のぼくが一生かぶり続けたいと思う帽子を紹介します。
みんげいおくむらの奥村さんのインスタで見て、いても立ってもいられず、その日のうちに販売先のDICE&DICEの駆け込んだという代物。
実物からは、トキヤ草を手仕事で編み上げるという圧倒的な本物感に加え、デザインによる都会的で上品な佇まい、少しだけ残るいなたさが良いスパイスになり、ぼくの心はわしづかみされたのだった。
なかなかの値段だったが、「一生かぶり続けから安い」とセルフマインドコントロールをかけることで即決でした。
短パンTシャツでも、これをかぶるだけでちゃんとしてる感を演出してくれるし、かぶらないときはインテリアとして主役級の存在感を出してくるという、まさに捨てるとこなしの帽子。
ただ、一つだけ問題がある…
うかれた旅行者臭がすることだ。でもこれはぼくのビジュアルとの組み合わせの問題。コイツは悪くない。
さぁ、早く梅雨明けしてくれ!