使い道が決まっていない道具は魅力的だ

Apr 14. 2023

使い道が決まっていない道具の使い道を考えるのが好き。

そんな我が家の玄関に木製の杖があります。
別に腰が痛いとか、足が悪いとかではないので、杖本来の使い道はしていない。
ただただ、佇まいにホレ込んで持ち帰ったアキヒロジンのウィザードスティック

この杖は使い道がないのに場所をとるので置き場にも困る。今はただ本来の用途としては玄関だろうという単純な理由で玄関に飾っています。

「なんで使わないのに買うの?」と思う人は多いはず。
そういう人たちに向けて僕の経験にもとづいた思考回路を書いてみます。

※もちろん、その佇まいや背景などが気に入っているということは大前提です。また、絵画などの観賞用のアート作品の話ではありません。

用途が決まっていないと、その存在意義を探してやろうと何かあるたびに「ここに使えるんじゃないか」と頭の片隅でチラつきます。
例えば、この杖は天井のクモの巣をとったり、部屋干し竿として使われたり。(ごめんなさい)
ときには意味もなく触ったり、眺めたり。

一方、用途が決まっているものは出番がきたときだけ使われます。体の一部のような当たり前な存在となり、意識されなくなる。なくしたら大騒ぎするからこっちはこっちでとても大切な存在。(スマホや手帳など)
手のかかる子ほど可愛いとはよく言ったもので、気にかければかけるほど、その使い道のない道具には愛着が湧いてくる。その用途を見つけてあげる工程を楽しむことができれば、それだけで立派な用途なんです。
ということで、買い物のときに「ステキだけど使い道が分からない」ということは買わない理由にはなりませんよ。使い道は買ってからじっくり探せばよいからw

我が家にはそんな使い道の決まっていない愛おしいモノがたくさんあります。
そんなモノたちを紹介するためにも僕はブログを書き続ける!

アキヒロジンのウィザードスティック